sorany

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soranyさんの日記

(Web全体に公開)

2016年
03月08日
22:09

『Hikikomori』とかいう謎RPGを初プレイ

海外の怪しいTRPGを遊んだのでレビューします。

今回紹介するのは海外のTRPGコンテスト“24hour RPG”に投稿され、(一部で)話題になった1人用TRPG、『Hikikomori/ひきこもり』です。

(無料公開されてます。 リンク先にpdfあり)
http://dsg.neko-machi.com/hikikomori.pdf

このゲームは日本で社会問題になっているひきこもりをロールプレイするTRPGです(ド直球)。

プレイヤーはひきこもりとして一週間を過ごし、その中で少ない希望(Hope)を集め、社会復帰を目指します。
1人用TRPGということもあり、システム的にはランダム表を多用した、非常に運要素の強いTRPGに仕上がっています。
いわゆる“ダイスの事故”に一喜一憂するタイプのゲームと言えるでしょう。


詳しいシステムの話をすると、PCは一週間の各日ごとに、
・Their Action
・Your Action
・Narrating
を行い、それを繰り返していくことでゲームが進行します。

Their Actionではキャラクターに与えられた特徴(Trait)が勝手にアクションを引き起こし、PCに様々な影響が出ます。例えばイマジナリーフレンドの特徴がPCに自殺を仄めかしたり、非行/Viceの特徴によってPCが悪に堕ちていったり、といった具合です。
Your Actionでは、PCは自発的に行動を取ります。趣味に没頭したり、勇気を出して外出したり、何もしなかったり、時には自殺を試みることも可能です。

Narratingではその日の日記を書きます。
(海外の一人用TRPGでは、このようにルール的にセッション記録を付けさせるものが時折あります。)

一週間が終わると、手に入れた希望(Hope)の数に応じてPCに最終結果が下されます。そうして、最後にエピローグを書いて終わりです。


遊んでみた感想ですが、ぶっちゃけ「まあ、暇つぶしにはなるかな……」という感じでした。ゲーム的に破綻している部分は一見なく、クソゲーという訳ではないです。
しかし、基本的にPCが行える行動の選択肢が少ないので、後半はルーチンワークのように行動する……という感じになりがちです。
(ひきこもりをロールプレイする、という観点なら完璧か?)

難易度は意外にも低く、一週間生き残るだけなら簡単です。ですが、完全な社会復帰(希望/Hopeを10点稼ぐ)を目指すなら、ある程度のダイス運を求められるでしょう。

今回のプレイでは2キャラ分の引き篭もりをプレイしましたが、どちらも完全な社会復帰には至れませんでした。
(1キャラ目の杏(17)ちゃんは偏執的なイマジナリーフレンドに悩まされつつも何とかアイドルデビューを果たし、2キャラ目のたけしは美少女ゲームを通じてニート友達との友情を深めることができました……)

僕のように春休みで部屋に引きこもっている人はたくさんいると思うので、そういう人は是非プレイしてみるといいと思います。
もし希望(Hope)を10点稼いでゲームクリアできたら、結構凄いかもしれませんよ(^^)